数あるAWSサービスを繋ぐ役割を担うAmazon EventBridge。
あらゆる自動化を実現するために必須なサービスです。
今回は、そんなAmazon EventBridgeの機能やメリットを簡単にご紹介します。
Amazon EventBridgeは、そのサービス名の通り「Event (イベント)」を使用してAWSサービス間の「Bridge (橋)」となり接続するサービスです。
かつてはCloudWatch Eventsという名前だったので、古い記事においてそのような記載があった際にはAmazon EventBridgeを指していると認識して問題ありません。
例えば、Amazon EC2が起動したことを契機にAWS Lambdaを実行することでメール通知を行うなどです。
また予定されたイベントを単体で実行するLinuxにおけるcronのような役割も担います。
さらにEventBridge Schedulerというものができたことで、定期実行によって特定のAPIを叩くようなことが簡易になりました。
これは非常に様々ですが、イベント駆動で処理が完結するような構成にすることには大きなメリットがあります。
セキュリティアラートやLambdaの定期実行を設定してバッチ処理を行うことなどです。
またCost Explorlerの情報を一日に一回メールやSlackなどのチャットツールに送ることで、コスト管理も容易になります。
いかがでしょうか。
今回は、イベント駆動であらゆる処理を自動化できるAmazon EventBridgeについて簡単に説明しました。
発想次第でサービスの管理コストが縮められたりするメリットも多くあるので、ぜひ実際に触ってみてください。